ぴょーん

この夏、素敵な出会いがありました。

「ぴょーん」という絵本を読んだことのある方もきっと多いと思います。

6月のリトミックで必ず登場させるこの本の作者、松岡達英さんが私と同じ長岡出身だったなんて!

かえるが・・・・ぴょーん!
こねこが・・・・ぴょーん!
いぬが・・・・・ぴょよよよーん!
ばったが・・・・ぴょーん!
うさぎが・・・・ぴょーん!
かたつむりが・・・・???

ページをめくるたびにいろんないきものが、「ぴょーん」とはねます。

それを見ている子ども達も、抱っこされてる赤ちゃんも(もちろんママがやってくれるのだけれど)、思わず一緒に「ぴょーん」と飛んでしまう、「体で感じたくなる」絵本なんです♪

全身の筋肉でジャ~ンプ!を感じる、第一歩になってくれればいいなぁ、カエルやウサギをイメージした時に、このダイナミックなジャ~ンプ!を筋肉が思い出してくれるといいなぁ、と願ってこの本を読んでいます。

偶然行った長岡市中央図書館でやっていた「松岡達英展」で、まつおかたつひでさんが長岡出身だったことを知り、さらにご本人による様々な作品の説明を聞くこともできました。

「ぴょーん」があんなに受けるのは、目線の高さが赤ちゃんと同じだから、とおっしゃっていました。

自然科学や生物のイラストレーターとしても現役で大活躍されている松岡さんは、全然73才には見えない、エネルギーに満ち溢れた素敵な方でした!

お盆も明けましたね。

猛暑続きでしたが、これから一気に秋になってしまう可能性もあるとか…。それはそれで少し寂しい気もします。

海や川、プールなどに行かれた方も多いかもしれません。

リトミックでは大きなお魚になってママやパパに抱き抱えてもらい、波の音楽を聴きながら「ザブーン ザブーン」とダイナミックに泳いでもらいました♪

また、手のひらを重ねて小さなお魚になってピチピチピチピチ♪時々お母さんの大きな手に「キャッチ!」されてはキャーキャー盛り上がっていました♪

リトミックではこれらを「言葉」で指示するのではなく、「音」を聴いて行います。そう、遊びのようでいて、よ~く聴いていないと楽しめないのです。

こんな楽しい体験の中から、集中して「聴く」「聴き分ける」ことが出来るようになっていきます。

  • それにしても、泳ぐ、って気持ちいいですね。大人になってしまった今では、誰かに抱きかかえてもらってユ~ラユ~ラ…なんて出来ませんが、水の中では浮力に助けられ解放されます。ああ、また海に行きたい!