All posts by 香田 美雪

音楽への切符

1月は東京でも雪がちらつきましたね。

リトミックでも教室の中に雪を降らせました。真っ白な薄紙がふわふわと落ちてくる様子をよ~く見てから、早速自分たちでもやってみました。

薄紙を手でそっとつかんで離す手や指の感触を感じ、ふわふわと落ちてくる雪をしっかりと目で追い、そしてそして ふわぁ~っと雪の舞う音ってどんな感じかな?

イメージの中で感じる雪の冷たさ、吐く息の温かさ。こんなこと全てを音や音楽でも体験しました。

まづは、一番小さい子ども達は全てを体験するところから。

お母さんやお父さんと音楽でいっぱい遊べて楽しかったね~(^^)?という所を大切にしながら、五感を活かして音とふれあう体験をしていきます。

大きな子ども達のクラスでは、イメージにピッタリの音を自分たちで見つけたり、次々と雪の遊びを考えて動きで表現したりと、創造的な部分も増えていきます。

日本では子どものためのものと思われているリトミックですが、実はもともとは音楽を専門に学ぶ音楽学生のために考えられたメソードでした。  リズム運動、ソルフェージュ、即興 という、三つの大きな柱があり、これらをどんな形で料理し、年齢に合った形で噛み砕いて伝えていけるかが、教える立場としては やりがいがあり、楽しいところなのです。

ベビーリトミックで音楽への入り口へいらした皆さん、実は奥が深いリトミックで、もっともっと楽しい音楽の世界に誘われませんか??

ジュネーブで行われたダルクローズ国際大会に行ってきました

リトミックの創始者ダルクローズが生まれて、今年で150年!

ダルクローズが100年前に学校を設立した聖地?ジュネーブで国際大会が開催されました。超一流の先生方からの素晴らしい授業でますます音楽の深みにはまり、また、世界中から集まったリトミックを愛する人たちと同じ空気を感じ、刺激を受けあったことに、大きな喜びを感じます。

さまざまな発表もあり、赤ちゃんからお年寄りまで、また音楽だけでなく演劇やダンス、認知症予防などへの可能性、奥深さを感じました。

日本からの発表もあり、世界レベルでも全くひけを取らないどころか、むしろ最も熱心でレベルの高いレッスンが行われていることがわかり、とても誇りに思いました。

古い街並みに残る教会やお城や石畳、毎時間鳴る鐘の音、レマン湖から高く噴き上がる噴水、青空、空気、美味しいチーズetc・・・
ジュネーブの前に訪れたウィーンやザルツブルクではモーツァルトに想いを寄せたり、サウンドオブミュージックの舞台に感動したり!

肌で感じたすべてを含め、自分のこれからのレッスンに生かしていけるよう、頑張っていきたいと思います。

レッスンの日にちの変更など、ご協力いただき、ありがとうございました!

この夏は

この夏、スイス ジュネーブで行われる

Dalcrozu Rythmique International Conferrenceに参加することにしま

した。

今年は、ダルクローズ生誕150年、スイスにInstitut Jaques-Dalcrozu

が設立されて100周年の 特別な年なのです!

ああ!今からわくわくします!!

もう飛行機も予約しました。

世界各国からリトミシャンが集まり、世界でご活躍されている素晴らしい

先生の講習を受けることができるのです。

いっぱいいっぱい吸収してきます!

お問い合わせ

お問い合わせいただいたメールには、2日以内にお返事させていただくようにしていますが、たまに 迷惑メールの方に振り分けられてしまうのか、こちらからのメールが届かないことがあるようです。
もしも2日たっても返事が届かない場合は、恐れ入りますがもう一度ご連絡くださいますようお願いいたします。

1月のレッスン始まっています

しばらくぶりのブログになってしまいました。

今年もはりきってレッスンが始まっています。

リトミックでは、おもちつきを題材に。重~い杵を持ちあげて おもちをついたり、焼いてぷく~っと膨らんだおもちが、パチンとはじけたり。

子どもたちは実にイメージ豊かに動いてくれるので、こちらの方がとても楽しい気分になってしまいます。

でも実は、遊んでいるように見えるこれらの活動のひとつひとつには音楽的な意味があります。

例えば、アナクルーシス(準備)の音を感じて→クルーシス(一番強い部分)を表現する、エネルギーの移り変わり。

音楽でとても大切な、このエネルギーの流れを、こんな活動から体験していってほしいと思います。