この夏、8月17日~21日、ダルクローズ・リトミック国際大会2014に参加しました。
世界各国の著名な先生方から直接、 リズム、ソルフェージュ、即興演奏のレッスンを受け、また、ワークショップでは、「リトミッククラスにおける発達障害児のための支援と指導」、「あそびうたを素材としたこどものリトミック」、「リトミックとブルース」を受講することが出来(もちろん、どれも動きを体験しながらの講座です)、とても刺激的な5日間となりました。
スイスで長年高齢者のためのリトミックを実践されている、Prof.Ruth GIANADDAによる高齢者へのレッスンを見学し、勉強させて頂くこともできました。
どの先生も、素晴らしい音楽とアイディアに溢れたレッスンで、改めてダルクローズ教育の奥深さを自ら体験した日々でした。
初心にかえり、自分の目で、自分の耳で、自分の感覚で音楽を体験しつつ、「こんなアプローチの仕方もあるのか!」と感動しているうちに、先生の意図する大きな流れに乗ってたどり着く もっと大きな感動!
ダルクローズの編み出した様々な手法を取り入れながら、それぞれの生徒に合うように、一回一回のレッスンを創りあげていくダルクローズレッスン。自ら体験し、自ら学びとっていくからこそ、そこには感動が生まれるのではないでしょうか。それがダルクローズリトミックの醍醐味だと感じています。
今回の国際大会で、多くの経験とヒントを頂きました。これからの良い指導に繋げられるよう、また頑張っていきたいと思います。
ところで、リトミックは、子どもだけのものでも、音楽をやっている方だけのものでもありません。この国際大会には、音楽が専門ではない大人の方も参加されています。webサイト制作のお手伝いをして頂いた、FineAlliesの後藤さんという方が、この国際大会に参加した感想を書かれているので、よろしければご一読ください。(後藤さんは、この国際大会で初めてリトミックを体験されました。)